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09月15日-05号

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  1. 竹田市議会 2020-09-15
    09月15日-05号


    取得元: 竹田市議会公式サイト
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    令和 2年  9月 定例会(第3回)令和2年竹田市議会  第3回定例会会議録(第5号)                      令和2年9月15日(火曜日)-----------------------------------●議事日程 第5号 令和2年9月15日 午前10時 開議     開議 第1 議案に対する質疑 第2 請願の上程 第3 特別委員会の設置     予算特別委員会     (委員長 3番 上島弘二議員副委員長 14番 吉竹悟議員) 第4 議案・請願の委員会付託     閉議-----------------------------------●本日の会議に付した事件 議事日程に同じ(請願) 請願第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についての請願-----------------------------------●出席議員数(16人) 1番     首藤健二郎 2番     佐藤市蔵 3番     上島弘二 4番     佐藤美樹 5番     鷲司英彰 6番     山村英治 7番     阿部雅彦 8番     渡辺克己 9番     井 英昭 10番     徳永信二 11番     日小田秀之 12番     坂梨宏之進 13番     加藤正義 14番     吉竹 悟 15番     本田 忠 16番     佐田啓二-----------------------------------●欠席議員0人)-----------------------------------●職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長            柴尾浩昭 議事係長            佐田達也 庶務係長            武内 恵 庶務係副主幹          内柳雅浩-----------------------------------●説明のため出席した者の職氏名 市長              首藤勝次 副市長             野田良輔 教育長             吉野英勝 理事              池永 徹 教育理事            志賀哲哉 総務課長            後藤和重 企画情報課長          工藤隆浩 総合文化ホール館長       山蔭政伸 財政課長            吉野文浩 税務課長            山口 誠 市民課長            堀 勇進 社会福祉課長          宮成公一郎 高齢者福祉課長         大神正己 保険健康課長          工藤直樹 子育て・医療センター長     工藤哲郎 人権・部落差別解消推進課長   阿南秀則 農政課長            後藤 聡 畜産振興室長          渡辺英治 農林整備課長          堀 徳広 商工観光課長          渡辺一宏 建設課長            今澤盛治 上下水道課長          衛藤洋一 荻支所長            赤木宏幸 久住支所長           志賀郁夫 直入支所長           熊谷芳浩 会計課長            吉良栄三 教育総務課長          後藤惟稔 学校教育課長          渡邊早苗 生涯学習課長          足立達哉 まちづくり文化財課長      古田 卓 歴史文化館長          佐藤晃洋 消防本部消防長         志賀和吉 農委事務局長          坂本大蔵 ケーブルネットワークセンター長 渡辺康公 財政課参事           筑紫 聡 総務課課長補佐         後藤和司----------------------------------- △会議の経過 午前10時 開議 ◎事務局長柴尾浩昭君) ただいまの出席議員数は16人で、定足数に達しております。 ○議長(佐田啓二君) おはようございます。ただいまから、令和2年竹田市議会第3回定例会5日目の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配布してあります日程表により運営いたしますので、ご了承願います。審議に入ります前に、定例会初日9月2日に行いました「議案の提案理由の説明」での発言に対し、市長から発言の訂正の申し出がありましたので、発言を許可いたします。市長 ◎市長(首藤勝次君) おはようございます。ただいま議長からお話しいただきましたように、「提案理由の説明」の訂正をさせていただきますので、よろしくお願いします。9月2日に私が行いました議案第110号の「提案理由の説明」の中で、「県道の旧道移管に伴い」と発言いたしましたが、正しくは「国道の旧道移管に伴い」でありますので、その部分の発言を訂正し、併せてお配りいたしました「提出議案説明書」の該当箇所の訂正をお願いいたします。 ○議長(佐田啓二君) 次に、9月9日に行われた徳永信二議員一般質問に対する執行部の答弁について、答弁の補足をしたいとの申し出がありましたので、発言を許可いたします。税務課長税務課長(山口誠君) おはようございます。9月9日の徳永議員一般質問に対する答弁について、補足をさせていただきます。ご質問の中で、竹田市農業振興について、「耐候ハウスの年間の固定資産税はいくらか。また減免できるのかを問う」というご質問がございました。これに対する答弁で、償却資産として固定資産税額の例をお示しするとともに、減免につきましては通常の耐候ハウスは減免対象にならないこと、減免する場合は、貧困、公益性、災害、その他特別な事由の四つの要件のいずれかに該当することが必要であることをご説明いたしました。これに加えまして、令和2年度の税制改正により、地方税法附則第15条第46項に基づき、農協等が認定新規就農者に利用させるために取得した償却資産に対する固定資産税の軽減という特例措置が設けられておりましたので、補足してご説明させていただきます。これは農業協同組合等ハウス等の構築物や機械、装置など、一定の償却資産を令和2年4月1日から令和4年3月31日までに取得し、人・農地プラン中心経営体に位置づけられた認定新規就農者に利用させる場合、その償却資産に対して課税される初年度から5年度分に限り、税額の基となる課税標準額が3分の2に軽減され、それに税率の1.4%を掛けて、税額を計算するというものでございます。今回、この特例措置の内容を十分に確認できておらず、説明に不足がありましたことをお詫び申し上げ、補足の説明とさせていただきます。 ○議長(佐田啓二君) 議案第93号から第111号まで、及び認定第1号の、合計20案件を一括議題といたします。日程第1、議案に対する質疑を行います。質疑に入ります前にお願いをいたします。議案第93号令和2年度竹田市一般会計補正予算(第7号)については、のちほど設置を予定しております予算特別委員会で、質疑をお願いいたしたいと思いますので、ご了承願います。質疑は、議案番号順に行います。はじめに、議案第94号について質疑はありませんか。15番、本田忠議員 ◆15番(本田忠君) 竹田市立こども診療所の予算ですが、今、全国的にというよりも世界的に新型コロナウイルス感染症が蔓延しております。この中で全国小児科医師会から、全国の小児科病院の経営が厳しいとうことで、財政支援の要望が各自治体から出ているようでありますが、竹田市の現状はどうなっているか。一つずつ言うと、何回も言われませんので、四つありますので、言わせていただきます。2番目は、こども診療所の看護師が1人欠員になっているようでありますけど、補充の見通しはどうなっているか。3番目は、会計年度任用職員として、現在、事務方2人、看護師1人となっているが、新型コロナウイルス感染症の影響で病院経営等の厳しい状況の中、職員はこのまま仕事を続けられるかと不安に思っているという話も聞いていますけど、今後の雇用の見通しについてお聞きしたいと思います。そして4番目は、子育て・医療センターが設置されているが、センターの役割はということでございまして、これまでの事業実績、今後の計画等がありましたら、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(佐田啓二君) 子育て・医療センター長 ◎子育て・医療センター長工藤哲郎君) 質問にお答えいたします。こども診療所の今年の診療の状況なんですけども、昨年比でいきますと、5月の一番ひどいときが6割の減ということで、8月になりまして、やっと概ね昨年並みぐらいになっております。ただ、今後の新型コロナウイルス感染症の状況、それからインフルエンザの状況によりましては、かなりの落ち込みが、診療控えが起こるんじゃないかというふうに危惧しております。それから、看護師の雇用でありますが、これは会計年度任用職員と併せてお答えをさせていただきます。会計年度任用職員ということで、現在、看護師を1人雇用しておりますが、今、1名減という形になっております。先ほども議員が言われましたとおり、会計年度任用職員の今後の雇用計画、そういうことも含めまして、雇用条件などの見直しをした上で、もう来月からインフルエンザの予防接種が始まりますので、看護師については、それまでには何とか雇用していきたいというふうに考えております。それから子育て・医療センターの件ですけども、今のところ、教育現場、それから子育て支援センター「すまいる」と、個別的には情報交換をしております。こども診療所が核となって、「すまいる」、それから教育現場、この3者をつなぐような組織を構築をしていきたいというふうに考えておりますけども、なかなか難しいところがありまして進んでおりませんが、早く構築していきたいというふうに考えております。 ○議長(佐田啓二君) 15番、本田忠議員 ◆15番(本田忠君) ありがとうございます。センター長が言いましたけど、やはりこども診療所というのは竹田市で大切な病院でありますので、今、言われたように、これからもしっかりケアをして、支えていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐田啓二君) 他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第95号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第96号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第97号について質疑はありませんか。14番、吉竹悟議員 ◆14番(吉竹悟君) 議案第97号について、質疑をさせていただきます。9月9日に一般質問させていただきましたが、時間等の都合がありまして、どうしても、まだ見えない部分がありますので、その確認を含めて質疑をさせていただきます。回数制限がありますので、まとめて問いかけますので、それについてお答えください。まず1番目に、宿泊施設の再生に向けての検討会を今やっているはずですが、その検討会の検討状況、内容も分かれば、それが一つ目。二つ目、久住高原荘には再開するという目的がありますので、再開をするための方法と、そのタイムスケジュールはどういうふうに考えているのか。三つ目、現状のコロナ禍に対する考えは。これは財政についてです。現状は休館していても、毎月、財政支出が伴いますので、その考え方を示してください。そして4番目、これは市長にしっかりと聞きたいんですが、花水月は現状のままであります。一方で、久住高原荘は休館の状況と。この格差、公共施設としては同じであるはずなのに、雲泥の差があるわけですね。それについての市長として、責任者としての考えを示していただきたいと思います。まずは、この4点についての答弁をお願いします。 ○議長(佐田啓二君) 副市長 ◎副市長(野田良輔君) 議案第97号の久住高原荘特別会計補正予算について、お答えいたします。今、質疑いただきました4件のうち、まず1件目、再生に向けての検討会の状況はどうかということであります。検討会は、「宿泊施設等あり方懇話会」という名称で、これまで開催してきました。実務のある方、税理士、それから金融機関の方、この3名をもって、これまで懇話会を重ねてきました。昨日、第3回目の懇話会を開催しまして、一応の方向性、結論が出ました。これから先、まだ取りまとめできますけども、久住高原荘と荻の里温泉の今後のあり方についての今の課題の抽出、それから今後の望ましいあり方等について、結論を得ました。このことにつきましては、議会の最終日の全員協議会において正確な報告をしたいと思います。その中で久住高原荘については、一時休館はやむを得なかったとしても、やはり一日も早く再開を目指すべきだと、そういうご意見もいただいております。これに基づきまして、2番目ですけども、再開の方法、タイムスケジュールは複数あります。これから先、具体的にどの方法を選ぶかというのは、鋭意詰めていきたいと思いますけども、今のおおよその考えでは、広く意見を聞いて、エントリーをしていただける方を探すというのも一つの手ではないかなと思っています。タイムスケジュールとしては、コロナ禍の中でも一日も早く、再開に向けていくという、そういうスタンスであります。3番目に、コロナ禍の中での財政支出の考え方ですけども、今回の補正予算の議案書にございますように、利用料収入を落として、一般財源を投入いたしました。9月以降、休館しても一定の維持費がかかるものであります。このことについては、市の財産として維持管理費は必要なものだと、そういう考えで今回の予算を計上した次第であります。4点目の、花水月と、久住高原荘の休館の格差については、市長から答えさせていただきます。
    ○議長(佐田啓二君) 市長 ◎市長(首藤勝次君) 今、吉竹議員から質問を受けた項目については、一般質問でも議論をさせていただいたところでありますが、言われるように、非常に大きな問題でありますし、原因も多岐にわたっておりますので、私も、確かに時間が少なかったなという気がしているところであります。ただ、今回、テーブルに上げた三つの施設については、早急に改善策を打っていくということに変わりのないところでありますが、久住高原荘については、ご案内のとおり、新型コロナウイルス感染症が発生する前に、既に国際情勢が非常に危ういということで、インバウンドの利活用が全く行われなくなったということが一つ大きな原因でございます。それに加えて、新型コロナウイルス感染症による影響、そして久住高原荘については、もう現場も見ていただいたようでありますが、非常に考えられないような被災をしたということでございますので、先般もお話を申し上げたように、これ以上、開けたままという状況で推移するわけにはいかないというようなこともあって、閉鎖ということにいたしました。ただ、これは私どもも被害を受ける前からそういう状況を何とかしないといけないということで十分な検討を行いながら、要はこれまでのように、ほとんど市の直営状態での運営というのは、早くに切り上げなきゃいけないということ。ということは、民間の経営体によって、市の方がそこに経営を委ねるという形を早くにとるべきだという、この方針に基づいて、今、専門機関等とあり方について議論をしてきたところであります。その調査・研究の成果は、昨日、ほぼ出ているということでありますので、あとは、どんなタイムスケジュールで、どういう手法で移行をするか。手を挙げてもらえるところがあるかどうかということに関しては、これはもうトップセールスをもって、何としてでもここは早期に解決を目指したいということで、今、関係する皆さん方とお話を進めているということを申し上げておきますが、ただ、このタイムスケジュールについては相手のあることでありますから、慎重を期さないといけないということなんですが、どういうような公募の方法をとるかということについては、ここはもう手抜かりがあってはいけませんので、十分に検討するとしても、それも私の考えでは、実は9月いっぱいぐらいまでに概略ができれば、皆さん方にご相談を申し上げて、情報開示するという形になれればいいなというふうに思っていますが、そんなスピード感をもって、とにかく公募に乗り出せればいいなというふうに思っております。来年の4月からでいいじゃないかみたいな話にはならないようにやっていきたいというふうに思います。ただ、これについては本当に大事なところなんですが、手を挙げてくれるところがあるのかというところが一番重要でございますので、そこについては条件問題とかを加味した上で、その内容を決定して、行動に移していきたいと、こういうふうに考えています。一方、花水月との関係でありますが、花水月も実は一般質問で答弁をさせていただいたように、方法論としては三つぐらいあるんですね。同じように、もうすぐ閉鎖したかったら、まず閉鎖しておけと、血を流しちゃいかんという話も、当然ある。それから、循環型を含めた経営の規模のあり方、これについての研究も同時にするべきじゃないかということと、もし閉鎖をするのであれば、新しい形での利活用について調査・研究を、早急にこれもやらなければいけないということで、実は、これについては相当な専門性が求められるので、そういった意味で、今、担当課でそういう経験値の高い、全国的に成功事例を持っているところの情報を収集しながら、そこに活路が見出せるということであれば、これまた皆さん方に早期に相談をして行動に移していきたいと、こういうふうに思っていますが、今の段階では、非常に地元の利用率も高いというところもありますし、突然に花水月ももう切ってしまいますというか、閉鎖してしまいますという話は、市民の皆さん方の感情的にも、これは受け入れられるものではないだろうという、そういう思いがしていますから、とにかく、これについては改善に向けて頑張っていくということで行かざるを得ないというふうに思っています。いずれにしても、この問題と、それからもう一つ、荻の里温泉に関しても、早急に、これは目の先の課題でありますから、活路が見出せそうになりましたら、皆さん方に具体的にご相談を申し上げ、また報告を申し上げようというふうに思っていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐田啓二君) 14番、吉竹悟議員 ◆14番(吉竹悟君) 答弁いただきました。まず副市長ですね、答弁をいただきましたが、ここの本会議場というのをもっとしっかり考えてほしい。いいですか。最終日に全員協議会の場で、結論が出た分を報告しますと、今、おっしゃいましたね。私は今、ここで、検討会でどういうふうな議論が重ねられたか、その内容はどうなのかと問いました。本来であれば、ここで答えるべきなんです。全員協議会にそれを持っていくのは良くない。その手法は絶対にとってはいけないと思う。私が言わないのなら、ここで質疑を出さないのならいいでしょう。質疑を出したのだから、きっちり答弁するのは責務です。まず、そこを申し上げます。それであり方懇話会、すばらしい名前ですが、そこで、先ほど市長の答弁にありましたが、そこの中で議論した。もちろん竹田市出身の人がいるのか云々か、銀行関係とかいるんでしょうけれど、そこに元々、今の新しい施設じゃなく、古い久住高原荘ができた時の事情とか地域性を加味しながら、全部、そこで本当に議論したのか。ただ足し算と引き算をして、数字だけ追っていったのか。そこが全く見えないから、ここでどういうふうな結論が出たのかというのを明らかにしてほしい。議事録に残してほしいと申し上げます。それからもう一つ、少なくとも私は、タイムスケジュールがどうなっているのかと質疑をしていますので、明確に、10月には、11月には、今年中にはという期限をしっかり示してほしい。そうでなければ、地域の人たちが不信感を持っているんですよ。それから、先ほど市長もそうなんですけど、言葉が間違っている。閉鎖じゃない、休館です。あくまでも、今、竹田市が示したのは休館ということですから、お休みをしているということです。閉じているんじゃないということです。だから今回、第93号で一般会計の繰出しがあって、この特別会計の方で繰入れがあるわけですから、お金が動いているんです。完全に閉めているんじゃない。もし閉鎖をするという言葉を使うんであれば、早急に解体の形をつくってほしい。そうじゃないんだから、しっかりとタイムスケジュールを示すべきです。それがありますので、先ほどプロポーザルという言葉も出ました。どの形でいつ頃それをするのかというスケジュールを、ここで示してください。 ○議長(佐田啓二君) 市長 ◎市長(首藤勝次君) 今、吉竹議員からご指摘をいただきました。これはそうですね、私も訂正させていただきます。閉鎖ではなくて、一時の休館でありますから、これはお詫びをしておきたいというふうに思います。休館の状態であるということですね。それから、先ほど副市長の方から説明をいたしましたけれども、実は昨日、その検討会が終わったということで、当然ながら私たちも考えられる手法については、いろいろと議論をしてきましたけれども、実際にどういうやり方が良いのかとか、内容的にどうするかというのは、先ほども言いましたように、非常に重要な、デリケートな問題ですので、ここはもう少し煮詰める時間をください。そういった意味で、先ほど申し上げましたように、「来年の3月、4月から行きましょうね」なんていうような話を、私たちは全く思っていませんので、原案が固まり次第、皆さん方にご相談を申し上げたいというふうに思っております。昨日の今日で、私も朝一番で報告を受けたという状況ですので、もう少し時間をください。ただ、これは地域の声も存分に入ってきていますので、私自身も最高責任者として、一日も早くそういう作業ができるように体制を整えて、まとめ上げていきたいというふうに思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(佐田啓二君) 14番、吉竹悟議員 ◆14番(吉竹悟君) 私がここで立つと最後になりますので、それをちゃんと考えておいてください。市長はやっぱり、仕方なくそれを言うのでは悪いと思う。4月とか年が明けてとか云々じゃなくて、休館するまでずっと赤字で、議会にもかかっています。特別会計の状況を、皆、把握しているはずです。私もしています。私は評議員の立場でもありますので、強い指摘を今まで随分してきました。だけど、結果的に黒字に、V字回復できなかったのも、そのとおりです。その背景の中に、先ほど言ったように、インバウンドで年間2,000人ぐらい来てくれた人たちも、国の事情で、国際情勢で来れなかった。また、コロナ禍もあります。そして、災害もあります。3年前に、これ一般質問でも言ったんですけど、3年前にも災害があったわけですね。久住高原荘に水が上がりました、フロアに。その時に、私はその会議の中で指摘しているんです。裏側ですね、上の裏山ですね。「裏の庭の上側にある山のところをオーバーしてくるんだから、そこに側溝でも入れて、そこで水を飛ばすような工面をしないと、同じことが起こるよ」と、会議の中でも話しました。当時の支所長とか、そういう人たちも皆、覚えているでしょうけど、それもやらなかった。これは災害じゃない、人災です。忠告を受けても何もしなくて、今回、2回も上がったんですよ。7月の豪雨災害でね。少なくとも、それがかなりの確率で軽減されたはずなんです。これは先ほど市長の答弁にあったように、結局、指定管理と言いながら、直営方式と全く変わらない。予算を全部、竹田市の方にくださいと言っても、議会で予算を認めなければ、何もそこはできないんですよ、今まで。修理にしてもそうです。ハードの部分に関しては、全部、予算立てしながら、議会にお願いして、議会で予算をつくってくれという形の中でしかできなかったんですね。3年前に水害があった時も、そういう方法をとるがために、提案したけれど、全くそれはスルーされてしまった。恐らく無視ではないでしょう。スルーです。聞かぬふりをしたんでしょう。よもや、また同じように雨が降るんではないだろうという予測の中で、結果的に大雨が降りました。豪雨が来ました。そういう体制が今まであったという事実を、私は広く皆さんも知るべきだと思います。先ほど話があったように、評議員である私も知らない人たちが、懇話会の中であそこをどうするんだという議論したとある。そして、最終日にそれを我々に知らせると言います。それならば、懇話会で出た1案、2案、3案、4案などを、ここで発言して議事録に残してくださいよ。出ている案が100も200もあるんだったら、時間の都合があるでしょう。だけど、そういう数が多い議論じゃないはずなんです。それが結論じゃなくても、こういう方法、こういう話が出ていましたと。お金を使って懇話会を開いているんですよ。そしたら、ここで示してください。私はそれが、やっぱり誠意ある答弁だと思います。それだけ地域の中では重要課題なんですよ。先ほど私、対比をするために花水月ということを出しましたが、この議案に直接関係ないにも関らず、市長は丁寧に答えていただきました。それは本当、この議案とは直接関係なくて、私が例えで花水月を出したものですから、申し訳ないんですけどね。それはそれで丁寧に答えていただいた。それならば、少なくとも今の重要課題の、久住高原荘が今からどうなっていくのかというのを、もう少しきっちり示すべきだと思います。それを答弁できるんだったら、これは会議録に残りますから、答弁してほしいと思います。それから一点、これは後で、恐らく気がつく人がいるかもしれませんが、市長の言葉で、また修正をかけないといけない部分が一つ出ましたので。「落ちる」という言葉が出ましたので、それは今のうちに訂正した方が、また議会の方で同じように言いますので。これは使ってはいけない言葉です。そこは修正しておいてください。 ○議長(佐田啓二君) 副市長 ◎副市長(野田良輔君) 私から、先ほどお答えしました懇話会の方向について、少し詳しくお答えしたいと思います。昨日の懇話会で出された意見、久住高原荘についてのあり方ですけども、複数、意見がありました。いろんな議論をする中で、例えば、これからのあり方について、今、そういう話をしているんですけども、譲渡とか、売却とかいうことも一般的に考えられますが、ただ、今、このコロナ禍の中でそういう相手はなかなか見つからないであろうが、それが落ち着くまで待つわけにはいかない。そうすると次の手段として、当面、次も指定管理、市が所有したまま、これを管理する相手先を見つけていくということが当面のすべきことではないかという意見を聞きました。その方法についても考えておりまして、現在考えている今後の予定ですけども、今、考えているのは、できるだけ早く、できたら10月に公募。これは市長からも指示をいただいておりますので、この秋に公募を始めたい。結論は早めに出したいので、早く公募していきたいと。公募の方法は、コンペというか、私たちの専門用語でサウンディング調査と言うんですけども、広く提案を求めると。こちらから条件を付けて、こういう条件で求めますというのではなく、条件を相手方から提示していただくという方法がサウンディング調査と言うんですけども、この形をもって、9月から公募の作業に取り掛かりたいと、今、そのような準備しているところであります。以上です。 ○議長(佐田啓二君) 市長 ◎市長(首藤勝次君) 先ほどの私の答弁の中で、非常に不適切な表現がございましたので、これについては訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(佐田啓二君) 他にありませんか。5番、鷲司英彰議員 ◆5番(鷲司英彰君) 私も、この議案に関しては大きく2点あります。今の14番議員の質疑の内容と被るところがある。これは後にさせていただきまして、まず予算書なんですけれども、ちょっと私の見方が変なのかなと思うんですけど、ごめんなさい、見方がわからないんですよ。例えば国民宿舎久住高原荘事業特別会計歳入歳出予算明細書、歳入とかありますよね。補正前予算額が289694、プラス繰入れが13376で303103、足し算が合わないんですよね。その次の2ページになるんですか、その次のページ、歳出、国民宿舎費、補正前が303042が、歳出合計が303103と、数字が変わっているんですよ。どうしてこうなるのかが、わからないんですよ。予算全般の補正の意味を教えていただけたらと思います。もちろん5,100万円ほど補正するという大きな出資であろうかと思うんですけれども、一個一個のこうした数字が理解できないんです。よろしくお願いします。 ○議長(佐田啓二君) 久住支所長久住支所長志賀郁夫君) お答えさせていただきます。予算書そのものということになってまいりますが、例えば、今、2ページの歳出の状況の中で、国民宿舎費という款で、補正前の予算額が303042でございます。歳出合計というところになりますと、この後に、例えば、款で言いますと諸支出金だとか、予備費だとかいう款がございまして、それがこの差額の金額になっているということでございます。ですから当初予算があって、今回、補正は第2号補正であるものですから、当初予算があって、第1号補正があって、第2号補正がございます。この補正額は、第2号補正の分しか入っていないものですから、当然、ここにすべての項目が入っていないということで、合計と補正前の予算額と、多少違うところがあるということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(佐田啓二君) 5番、鷲司英彰議員 ◆5番(鷲司英彰君) 3回しか立てないうち、2回をこれに使っては大変恐縮で、それであるならば、補正の最終ページの歳出のところなんか、303042で、補正額は213198減額した。合計が89844となっているわけですよ。ところが説明を見ると、一番末尾は74257とかになって、私も当初予算から7月の臨時の補正を比べましたけど、どうしても数字の整合性がつかないというか、理解できないんですよ。これをどういうふうに説明するのか。これを出してこられて、雑多いろいろあったとかでは済まないですよね。見てわからなければ、前にもありましたよね、給食調理場の件とかで。これは実は県費があるから、合計が合わないんですよという説明があったと思うんですが、それでは私らはわからない。いただいているのは、この資料ですから。当初予算から、7月の補正から、これに至るまで、どうしてもわからない。特に最終ページの繰入金の歳出、国民宿舎管理費に至っては、どうなんですかね。そういうのはすべて明確にするべきではないかと私は思うんですけど、当初予算から全部書き変えろという意味じゃないですよ。どうでしょうか。 ○議長(佐田啓二君) 暫時、休憩します。     休憩 午前10時41分     再開 午前10時43分 ○議長(佐田啓二君) 再開します。久住支所長久住支所長志賀郁夫君) お答えいたします。これは予算書の性質から、こういうふうになってくるものです。それは一般会計特別会計もすべて、そういう様式になってございますので、確かに足し算が合わないということもございます。したがいまして、あとは財政課サイドでこの様式をどう、もっとわかりやすくするということもありますけども、ただ現状は、こういう予算書という形になっていますので、これ以上書けないんですけども、あとは細かにご説明をさせていただくということで、じゃないと予算書をすべてやり変えるということになりますので、そういうことでご理解を賜りたいと思います。 ○議長(佐田啓二君) 5番、鷲司英彰議員 ◆5番(鷲司英彰君) 3回目になりましたので、併せていきます。こういうものではだめですよ、合わなければ。我々は何を根拠にすれば良いのかわからないですよね。こういうものだと言われたら、いきなりボンと出されて、「こんなものです」と言われたら、「ああ、そうですか」と言うしかないじゃないですか。予算書ってそんなものじゃないでしょ。例えば市役所とか、こういう会計は、繰越金とかが全部残るじゃないですか。単年で会計をするけれども、全部、繰越金とか、きちっと残っていくわけでしょ。であるならば、こういうもので終わらせてはだめですよ。合わなければ、合わないのはなぜなのかと、合うように訂正しなければいけないと、私はそう思います。それが第1点。第2点目、3回目になりますから敢えて聞きます。先ほど14番議員の考え方とほとんど一緒なんですけれども、少し切り口を変えたいと思うんですけれども、国民宿舎休館にあたりまして、一番大きな理由というのは、先般のお話から、財政的に非常に厳しいというふうなことが指摘されていると、そういうふうに思います。しかし、久住やすらぎ観光公社と市とのお金の出し入れ等を見ると、久住やすらぎ観光公社は売上げ収入ゼロなんですよね。この前も一般質問で話させていただきました。代わりに竹田市から指定管理料が入っている。決算書をさらに見ると、久住やすらぎ観光公社は税金を払っていないんですよ。つまり非営利ということなんですね。定款でそう定められていると思います。税金を払わなくていいわけです。ただ一つ払っているのは、消費税だけです。これは預かりだから、しょうがない。税金を払わなくていい、非営利ということが第一義ですよね。非営利であるならば、先ほど市長が言われたように、インバウンドで客が少なくなった、売り上げが減った、何か関係があるんですか。非営利ですよ。非営利ということは、非営利だから税金を払わなくていいというふうなシステムになっていると、私はそういうふうに解釈できるんですけどね。であるならば、赤字だろうが何だろうが、これは続けなければいけないという義務がある。もちろん、一般財団法人というのはそういうものだろうと思います。しかし、そうは言っても、現実に余りに大きなお金が投じられると、これはシステムを変えなければいけないという、その苦悩というのは、私はよくわかります。したがいまして、私がここで最後にお聞きしたいのは、先ほどの予算書の話と併せて、一般財団法人、非営利という枠の中で、竹田市の財政負担とその整合性というんですか、その辺をわかりやすく説明していただければというふうに思います。2点です。 ○議長(佐田啓二君) 副市長 ◎副市長(野田良輔君) 久住やすらぎ観光公社が非営利法人であると、そこが赤字になるということで、即休館という措置が正しいかどうか、こういうご質疑かと思います。確かに久住やすらぎ観光公社は一般財団法人という形であります。これは財団として非営利法人であります。公益法人でありまして、それが別に、例えば比較するのであれば、荻の里温泉の指定管理先は有限会社でありますから、これは営利会社であります。それは、荻の里温泉は指定管理先の営利行為の中で処理をしています。一方、久住高原荘は、おっしゃられましたように久住高原荘の一般財団法人の決算書を見ても、赤字かどうかというのは出てこないし、現に赤字ではないんです。久住高原荘は赤字ですが、財団法人は赤字ではないと、こういう仕組みでしています。正確に言えば、赤字というのは市の財政的な事情でありまして、財団法人の赤字ではないんです。今回、休館した決定そのものは、一般質問の答弁で申しましたように、市としての方針でございました。市として利用料収入が入らない。一般財源の投入をせざるを得ない。このまま続ければ、その額が非常に大きくなる。それで、一時休館という判断をしたということであります。そういうふうに整理させていただきたいと思います。以上です。 ○議長(佐田啓二君) 財政課長財政課長吉野文浩君) 先ほどの予算書の件で、見方についてご説明をいたします。一般会計の予算書を見ていただいても、同じようになっていると思いますけれども、予算の事項別明細書、まず最初に予算書がありまして、それが議決項目になっているんですけども、その説明資料として、事項別明細書というのがあります。最初に、歳入いくら、歳出いくらという一覧表が出てまいります。それは全体の合計が出てまいります。その下にある款項目ごとの説明は、それぞれの補正があった部分のものしか出てまいりませんので、その最後に、またトータルでというふうな表示の仕方は、全部の会計でそういうふうにはなっていないというところで、ご理解いただければと思います。 ○議長(佐田啓二君) 他にありませんか。9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) 9月11日の鷲司議員一般質問の市長答弁の中で、久住高原荘の基金を合併前の久住町が庁舎建設に流用して使い果たしたという趣旨の発言がありました。私としては違和感を覚えたんですけども、まず、この事実と言いますか、経緯の説明をお願いします。 ○議長(佐田啓二君) 市長 ◎市長(首藤勝次君) 確かに私が、そういう説明をさせていただきました。これについては、井議員も非常に研究熱心な方ですから、当時の議事録がどういうふうな町長答弁で、明確に言葉が述べられているかというのを調べておられるでしょ。私が言ったとおりなんです。こういうような具合で、新庁舎の建設に、あの当時、正確に言うと1億5,000万円をちょっと超えるぐらいのお金を投入させていただきますという議事録が残っていますから、きちっとご覧になってください。そういうことであります。 ○議長(佐田啓二君) 9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) 市長がそういう答弁を確認したということなんですけども、すみません、また初めに戻りますが、それはわかりました。ですから前後関係ですね、そういった経緯がどういった、理由も含めて、どうしてそういうふうになったのか。そして流用した後、どうなったのかの経緯の説明を再度求めます。 ○議長(佐田啓二君) 市長 ◎市長(首藤勝次君) 背景というのは、もうそこで申し上げているとおり、建設費が足りないから、国民宿舎に積み上げられたお金を、建設の方に回しますがよろしいでしょうかという背景があって、皆さんが良いという、議会がそれを承認して、そして国民宿舎の積立基金を庁舎建設の方に回した。どういう理由というのは、足りなかったからでしょう。それは、その前後の話が議事録にきちっと残っていますから、井議員がどこのところに疑問を感じるかというのは、私はわかりませんけど、私は少なくともその事実だけは把握しておかなければいけないということで、しっかりと目を通させていただきましたので、それは、もしお読みいただけるのなら、支所の方からでも提出させていただきますので、それをご覧ください。 ○議長(佐田啓二君) 9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) これもカウントされるんですかね。支所長の答弁も求めたいんですが。 ○議長(佐田啓二君) 久住支所長久住支所長志賀郁夫君) お答えいたします。今、市長が申し上げたとおりでございます。いろんな経緯が議事録には載っておりまして、当時の予算書にも、そういった繰入金をするというような数字も載ってございます。そういったことで、私どもは当時、携わっておりませんけども、そういう事実があったというのは議事録で読んで把握しているというところでございます。 ○議長(佐田啓二君) 他、いいですか。     (「動議提出」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 発言を認めます。9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) 動議提出の内容を申し上げます。暫時、休憩をし、議会運営委員会の開催を求める動議を提出いたします。 ○議長(佐田啓二君) お聞きします。動議の内容ですけれども、何をもって議会運営委員会を開いてほしいということなんですか。9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) 先ほど、私の質疑に対して、議事録を確認してほしいということでしたので、まず、その議事録を確認する時間がほしいということ。それに対して、議会としてどういった対応をするかは議会運営委員会しかできませんので、議会運営委員会を開く動議を提出いたしました。 ○議長(佐田啓二君) 暫時、休憩します。     休憩 午前10時57分     再開 午前10時59分 ○議長(佐田啓二君) 再開します。今、井議員の方から休憩のうえ議会運営委員会を開いて検討してほしいということでありますが、その時に賛成という声がありませんでしたが、皆さん方に井議員の動議に対して、賛成の方はおられますか。暫時、休憩します。     休憩 午前11時     再開 午前11時1分 ○議長(佐田啓二君) 再開します。先ほどの井議員の動議に賛成の方の挙手を求めます。     (賛成議員挙手) ○議長(佐田啓二君) 動議は成立いたしました。この内容について取り上げるかどうかという部分を一回休憩して、休憩中に議会運営委員会で諮りたいと思います。暫時、休憩いたします。     休憩 午前11時2分     再開 午前11時15分 ○議長(佐田啓二君) 再開いたします。先ほど井議員から動議が出されました。2人以上の賛成がありますので、動議が成立いたしました。議会運営委員会を開いて、そこで検討して欲しいという動議を議題として取り扱うかどうかという判断を、皆さん方の起立で採決するという手はずが私のミスで抜けておりましたから、その部分で確認させていただきたいと思います。先ほどの井議員の動議の内容、議会運営委員会を開いて、先ほどの市長の答弁について検討してほしいと、その中で皆さん方の採決をさせていただきたい。これを取り上げるかどうかについて、皆さん方の意思を起立によって示していただきたいと思います。賛成の方の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(佐田啓二君) 起立多数でありますから、この動議については可決されました。したがって、議会運営委員会委員長に、これから後、議会運営委員会を開催していただきますようにお願いいたします。暫時、休憩します。     休憩 午前11時17分     再開 午後0時4分 ○議長(佐田啓二君) 再開します。ただいま、議会運営委員会の方で慎重審議を重ねておりますので、もう少し時間をいただきたいというふうに思います。したがいまして、ここで暫時休憩いたしまして、午後1時から再開をいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。     休憩 午後0時5分     再開 午後1時 ○議長(佐田啓二君) 再開いたします。先ほど、井議員から動議が出されまして、議会運営委員会の中で、その取り扱いの協議をいたしました。その結果について、議会運営委員会委員長から報告をしていただきたいと思います。議会運営委員会委員長 ◆議会運営委員会委員長(坂梨宏之進君) 先ほど開かれました議会運営委員会の報告をいたします。井議員の動議に基づきまして、議会運営委員会で協議を行いました。議会運営委員会の結論としては2点ありまして、一つ目が市長発言の裏付けとなる久住町の会議録の写し、もう1点目、久住高原荘の収支のうち、黒字が出た部分で償還金に充てられた金額がわかる書類でございます。この2点を議長から執行部に対しまして、資料提出を求めてもらいたいという結論になりましたので、ご報告申し上げます。以上です。 ○議長(佐田啓二君) ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおり、今申し上げました2点について、1点は市長発言の裏付けとなる久住町の会議録の写し、もう1点、久住高原荘の収支のうち黒字が出た部分で、償還金に充てられた金額がわかる書類、この2点について資料提出を、議長の方から執行部に、市長の方に、提出を求めていきたいと思います。なお、9月18日の産業建設常任委員会の日までに提出されるよう、申し添えておきたいと思います。よろしくお願いいたします。11番、日小田秀之議員 ◆11番(日小田秀之君) 今、議会運営委員会で協議をいただいた結果、委員長から報告がございました。1はわかります。2項目の久住高原荘の収支のうち、黒字が出た部分で償還金に充てられた金額がわかる書類という表現ですけど、お聞きしたいのは、合併以降、黒字が出た部分と赤字が出たときと、いろいろあると思うんですけど、これまでの経緯すべてのうちに、黒字が出た年の、言うなれば、その償還金にいくら充てられたのかという、その辺がわかるような書類という意味なんですかね。ちょっと、そこらの表現がわかりづらかったものですから。念のためにお尋ねしたいんですけど。 ○議長(佐田啓二君) 議会運営委員会の中で出た部分は、久住高原荘の会計の中で、全部出てこなくてわかりにくいと、久住高原荘の経営の中で黒字が出た部分があるんではないかと、そのときに久住高原荘が起債を行って、事業をやっている、その償還金に回した部分があるんではないかと。そういう金額があれば、わかるようにしてほしいということだったと思うんですが、ちょっと待ってくださいね。井議員本人からの申し出でありましたので、そこのところ、補足があれば後で聞きたいと思います。11番、日小田秀之議員 ◆11番(日小田秀之君) そのとおりでありまして、私が聞きたかったのは、黒字が出た部分でという意味合いは、単年度収支の中で黒字が出た年もあったでしょうし、赤字の年もあったでしょうし、過年度において、それらの黒字の出た年度の中で、黒字がいかほど償還金に充てられたのかという、そういったことを知りたいというのか、そういった意味合いで書類の提出を求めているのかなと、そこらがちょっと今の表現ではわかりづらいものですから、恐れ入りますが、そこら辺を提案された方に、少し説明を加えていただきたいと、そういうことです。 ○議長(佐田啓二君) 井議員その説明いいですか。9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) 基本的に日小田議員がおっしゃるとおりで、私の認識では、売上金を全額市の方に入れるのではなくて、その一部が償還に回った部分もあると。その部分を私は自力償還という表現を使いましたが、それがわかるような書類の提出を求めました。 ○議長(佐田啓二君) 議案第97号について、他に質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第98号について質疑はありませんか。8番、渡辺克己議員 ◆8番(渡辺克己君) 一般質問でも長く聞いたんですけど、敢えて確認したいのですが、川崎重工業跡地の利活用ということで、まず第98号の中で、いろんな事業を四つぐらい組んでいるんです。確か、その中から木質チップ製造事業、これだけがこの条例の対象だということを聞いていると思うんですが、それで良いのかどうか。それと、電気事業と熱交換事業、最後は農業に行くんですが、この二つについては、なぜ市のこの条例の中に対象事業として入れられなかったのか、その理由を問います。3番目に、川崎重工業跡地の、今、取り敢えずやっている分を除いた部分、県道から西の部分ですかね、この部分、27.6ヘクタールを今回、相手の言うがままに売却しようとしていますが、これはこの条例の中で、どこで読めるのか。「いいですよ」という条例が、企業誘致のこの条例の、どこで読めるのか。最後に四つ目、総務課長から、この件に関しての説明書をワンペーパーでいただきました。その中に、空き工場や空き事業所等に係る用地及び工場等の取得に対する助成という文言が入っています。今回、これを入れたという格好ですね。もちろん、その前に旅館とホテルを追加しましたというのがあるんですが、この空き工場や空き事業所、これを買収して補助を出すという、この条文は、この条例の中のどこで読めるのか。以上4点をお願いしたいと思います。 ○議長(佐田啓二君) 企画情報課長企画情報課長工藤隆浩君) お答えいたします。まず、ご質疑いただきました第1点でございますが、今回の条例で該当する事業者でございますが、条例の第2条の事業者ということで提起させていただいております。これにありますように、日本標準産業分類という、統計等で使う基になりますけれども、それに定める業種ということで記載してございます。これにありますように、製造業、情報通信業、医療業、旅館・ホテル、学校教育、学術開発研究機関、学術文化団体、その他、市長が特に認める事業を営む者ということでございます。現時点では、明らかに謳っております製造業ということで、チップ工場につきましては、チップ製造業に該当いたしますので、今回の条例で、もし用地取得から3年以内に創業ができて、規定のとおりの条件が整い、相手方からの申請があれば対象になるということでございます。2点目でございますが、発電事業については、なぜ対象事業になっていないのかということでございますが、今回新たに加えましたものは、元々は、旅館・ホテル業でございまして、今回、これにつきましては一般質問の折にもちょっとご説明させていただきましたが、旅館・ホテル業につきましては、今回のコロナ禍にもありまして、現実に今、久住の民間のホテルが閉じられたままになっております。そういった、一番コロナ禍で影響を受けやすい旅館・ホテル等の施設が流動化していくということについて、促進をしていきたいというか、そういった意味もありまして、旅館・ホテル業を加えています。それともう一つは、旅館・ホテル業につきましては、やはり雇用規模が一定程度ありますので、そういった意味で今回は記載いたしました。そういう意味でありまして、発電事業につきましては今回、まず一つはこの中で、元々、想定しておりませんでした。そこが1点。それと発電事業について、将来的に発電事業自体を認めないというわけではないと思いますが、現時点では、発電事業につきましては高額なコストがかかります。いろんな国の制度事業等があります。発電事業等を認めてしまいますと、太陽光発電ですとか、風力発電ですとか、いろんな電気事業等がございますので、そういったところの整理が、今回の条例で上げるには整理ができていないということもありまして、この条例の中には上げてございません。大分県も同様に、一般質問の時に申しましたが、大分県自体も県の企業立地に関しては、発電・熱供給事業については、今、該当しないということにしておりますので、それに倣ったというところもございます。今回の竹田市企業立地促進条例につきましては、この条例によりまして新たな助成制度を措置しまして、雇用の機会拡大を図る。もって地域経済の振興を図るということを目的にしております。そういう意味の条例でございまして、用地取得の面積ですとか、売買の契約等について定義をするものではございませんので、この中で、どこかで読めるかというと、それは全くこの中では読めません。それともう1点でございますが、空き工場等の取得について、どこでということでございますが、基本的には、今回、新たに空き工場ですとか空き事務所の取得に関して言うと、空き事務所・空き工場自体を定義してございませんが、実は空き事務所・空き工場の取得に関しまして、今までの売買で取得をするとか、土地を購入するとか、事務所を購入するということだけではなくて、ケースとしまして、空き事務所・空き工場等の賃貸借の場合も助成ができるように、今回、新たに設けまして、それで空き事務所・空き工場等の利用促進について、少しでも助けになればということで、条例制定をしているものでございます。以上でございます。 ○議長(佐田啓二君) 8番、渡辺克己議員 ◆8番(渡辺克己君) 電気事業は入れないという格好で、お金がかかり過ぎるということです。ただ、向こうからは出ていきているんですよね、電気事業をしたいと。電気事業をして、最後には農業に温水を運びたいという話で。今、話したのは、答えはないんですよね。27.6ヘクタール、これについては市長の権限でやれるようになっているんですよね。第3条の3項ですか、「市長が公益上必要と認めるときは、事業者に対して事業所等用地、福利厚生施設用地及び取付道路用地の取得並びに造成の協力、金融及び労務の斡旋等の便宜の供与を行うことができる。」この条文を使えばできますよね。「ありません」という、今、課長の説明であったが、これでいいんじゃないんですか。これで、26ヘクタールが行けるかどうかは別です。これがあって、前の第2条2号、事業所等、さっき事業所という話が出ましたよね。これ、定義しているんですよね。「事業所等、工場、営業所、事業場、研究所、その他、事業の用に直接供する施設を言う。」これで27.6ヘクタールが、この条文を利用して売却できるのか。ストップかけていますよね。事業は木質バイオのチップ工場だと、私が考えても、どう見ても2ヘクタールぐらいで良いです。なおかつ、県道の横の一番良い所を使えば、2ヘクタールがあれば十分なんです。これについては、この条例で行けますよね。もう一つ、最後の空き工場と空き事業所、これは条文のどれで読めるか、示してください。この二つ。 ○議長(佐田啓二君) 企画情報課長企画情報課長工藤隆浩君) 申し上げます。27ヘクタールの土地の斡旋等の便宜供与が、今回、この条例の第3条第3項を根拠にしてやれるのかという、そういうご質問でよろしいでしょうか。今回の新たに提出しております本条例で、竹田市企業立地促進条例につきましては、新たに制定をするものでございます。結論から申しますと、今回の企業進出の申し出を正式にいただいたのが、4月の、恐らく8日でなかったかと思います。その企業進出の申し出を受け付けまして、用地の取得等についての条件整備をしていく段階においては、本条例についての適用を全く考えていないということでございまして、もちろん、この適用外というか、これ自体を根拠にしているものではございません。それと、もう1点の、助成措置でございますが、空き事務所もしくは空き工場等につきましては、第3条の第1項第6号の、土地及び建物等の賃貸料に対する助成ということで、賃貸料についても助成します。空き工場・空き店舗等の取得につきましては、もう1点、条例でいきますと第3条第1項第3号の、投資額に対する助成ということでございまして、空き工場もしくは空き事務所等を取得する経費につきましても助成対象になるということでございますので、根拠としてはこの2点でございます。 ○議長(佐田啓二君) 8番、渡辺克己議員 ◆8番(渡辺克己君) 27.6ヘクタールは、何かこれを使わないような言い方、課長、するんですけど、でも使おうと思えば使えますよね。でも、さっき言ったように第2条のところでいけば、本当に仕事に供する部分にということになると、木質チップの分ですね。要は、今日の見解は、この条文を使って27.6ヘクタールの売却はあり得ないということでいいんですね。それともう一つ、さっきから言っている空き工場ですね、これはどこか条例に盛り込まないと、皆わかりませんよね。ここに書いているから全部網羅しているんだと話になるんですけど、そこが前回と違う部分でしょ。わざわざ総務課長から、こういうペーパーをもらわないと、これが入ったのかという話にしかならないのですよ。さっき言った製造工場の話も、製造工場が前回から入っているから、チップ工場と言うんですけど、また、その下を探すのは大変ですよね。今、27.6ヘクタールは売却しないということを聞いたので、私は安心しているんですが。さっき、そういったじゃないですか、27.6ヘクタールはこの条文で行かないと。ここで斡旋して良いとなっているのを、取らないと言ったら、どこで取るんですか。 ○議長(佐田啓二君) 企画情報課長企画情報課長工藤隆浩君) 私の答弁で、もし誤解があったら申し訳ないので、改めて申し上げさせていただきますが、今回、市有地の約27ヘクタールの売却案件につきまして、全員協議会等でご説明させていただきましたし、今回、一般質問等でお答えさせていただきました。その売買案件の根拠を、提出しています竹田市企業立地促進条例の第3条の第3項を根拠にしてやっているものではございません。今まで全員協議会等で説明してきましたとおり、条件が整えば、用地の売却についてはやっていくというつもりで、企業誘致担当課としては、今、相手方と調整しているところでございます。以上でございます。 ○議長(佐田啓二君) 3回済みましたが、さっきの継続ということで許可します。8番、渡辺克己議員 ◆8番(渡辺克己君) すごく大事なことで、企業誘致の条文の中に、市長はそこに対して便宜を図ることができるとなっているんですね。これでだめな部分は、他のを持ってきて充てるということは、私はおかしい話だろうと思うんですよ。だから、この企業誘致の中で上げるんだけど、事業としてやる部分について、もっぱら使う分についてのみという格好に、第2条になっているじゃないですか。だから、第3条の方を広げていて、それを第2条で締めて出しているはずなんです。なおかつ、他にもありますよ、土地の売り払いのあれは。あるけど、今回の企業誘致に対しては、これがあって、これが優先するところじゃないんですか。これでだめと言ったら、他のを持ってきて売り払う話にならないと思います。この前、市長、変わりましたよね。今売っておかないと、売れないのだと。あれは近所に住んでいる人をばかにしている話だと思いませんか。今売らないと、売れないようになると。そういう言葉が平気で出るところに、竹田市の公共用地に対する大切さとか、そういう認識が欠けているんだろうと思うんです。ここに、大分県の県有地を売却しますというのがあります。確か、今年の夏だったと思います。一つは玖珠美山高校屋形平演習林ということで、山です。1,254、1反2畝で、予定価格が1万1,644円。これだって公募をかけているんですよ。今の話、条例があって、条例で締めているのに、他の格好を使えば、売り払い、確か2,000万円の5,000平方メートルだから、議会承認要らないという格好で、いつでも自由に処理されるんですが、この27.6ヘクタールが新しく企業参入の条例を作った中で、買えないと。買えませんよね、さっき言った、事業に供する部分だけというと27.6ヘクタールしか要らないのだから。まだ、それでも買おうとしている。県はこういう格好で、たった1反しかないです。それはそうでしょう。誰がどういう格好で、どういう目的で使うかわからないから、「あなた、これ買って」というわけにはいかないから、公募をかけますよね。27.6ヘクタールだってそうでしょ。今回使うところがあったら、それを差し引いて、25ヘクタールを公募かけて売るべきじゃないんですか、少しでも高く。私はそう思いますよ。この条文を使って良いか悪いかの話は、総務委員会の方に十分協議して、研究していただきたいと思います。後日、報告をお願いしたいというふうに思います。以上です。 ○議長(佐田啓二君) 市長 ◎市長(首藤勝次君) ただいまの発言に関しては、私は企業誘致の根幹を成すところなので、そういう決めつけ方をやりながら、「これ、売れませんね」とか、例えば27ヘクタールを議員が言うように、「じゃあ、3ヘクタールでいいじゃないですか」と、3ヘクタールに限定をされて、「誰か、買いますよ」というときに、果たしてそれが、今、進出企業の手を挙げているところとの合意形成ができるかと、こっちの都合ばっかりでやれるということには、私はならないと思うのと、地元の皆さん方との十分な議論をして、あそこは何とかしてもらいたいという話の中で、今回、ここまで話が進んできたところであります。物が建つとか、周辺の環境整備とか、それから将来的にそこに木を植えて、それを材料にしていくとか、いろんな構想がこの企業の中である。言うように、私は、何かその土地の人をばかにしているような話がありました。そんなことは全くないですよ。だからこそ皆に聞いて、「どうですか」という話をしたわけで、皆さんが、「とにかく何年もこうやって野ざらしになってきている土地だから、何とか一日も早く、そういう企業が見つかったのなら、うまくやってもらえないでしょうかね」という話の積み上げを、私たちはここまで推進してきた。渡辺議員に私はお聞きしますが、じゃあ、「そのうち1ヘクタールだけで、他は売りませんよ」という話で、どうしますか。これまで、もう2年も3年もああやって、皆さんに情報提供しながら、東京事務所にもこういうふうにして資料を出して、「これだけ広い土地があるんだけど、何とかなりませんか」と言い続けてきて、やっと見つかった企業体が、ここに手を挙げてくれたということ。これを成功に導いていくということが、私は最も大切なことだというふうに思って、私たちはそれを進めるという側からすれば、非常に重要な作業であるというふうに思っています。虫食い状態にして、比較的、金がかからなくてやれるところだけ売りましょうかといったときに、もうご案内のとおり、後の方、起伏に富んだ土地だとか、あたり様がないような土地が売れますか。私はそんなことにはならないと。今までも何年も待って、これは皆さんに開放してきた情報なんです。皆に情報を開示して、そして手が上がったから、それで何とか誘致したいですねということで、地域、地元の人たち、それから隣接する川崎重工業の皆さん方とも、「これは非常に重要な土地なので、いかがなんでしょうかね」というような問いかけをしてきた。それは地元の議員さんも入ってもらった。過去の人たちも入ってもらった。そして、ここまで積み上げてきたものなんです。これを何かそういうふうなことでして、「売れませんね」なんていうような話で壊してしまうようなことになりますか。私はならない、相手があることですから。ここはしっかりと、相手の進出して来ようというところも、リスクを持って入ってくるんですから、ここを何とか皆で応援していこうというのが、今の竹田市、私は特に最高責任者として、それを実現する。他の土地もそうですよ。「あれがこうだ。それはこういう問題があるんじゃないか」ということで、難しいことばかり投げかけていたら、皆、出ていきますよ。来ませんよ。そういう現実の問題を現場論として私は受け止めて考えていただかないと、こういうのは積極的に私たちも誘致ができない。そういうことを私は申し添えておきますから、どうか議員各位のご理解を賜りたいというふうに思っております。 ○議長(佐田啓二君) 他にありませんか。渡辺議員あなたの質疑に対しての答弁ですから、もう4回しましたからね。4回目は、先ほどの3回目が不十分で。もう4回しましたから。引き続き、継続しますから、そういうことでよろしく。もう4回ですから、他の人の質疑を。他にありませんか。1番、首藤健二郎議員 ◆1番(首藤健二郎君) 今、バイオマスの発電事業の話が出ましたので、関連で質問をしたいんですけれども、竹田市がバイオマス発電に取り組むということを表明して、竹田市に対してバイオマス発電事業をやりたいということで問い合わせというのは、大分県を含め、近県からございましたでしょうか。 ○議長(佐田啓二君) 企画情報課長企画情報課長工藤隆浩君) 直接の条例案の件ではないんですけれども、お答えをしたいと思います。実は昨年、竹田市がバイオマス産業都市認定を受けました。それ以来、チップ工場だけではなくて、バイオマス発電等の問い合わせは確かに受けております。そのうち、実は今回の案件よりも先行して、打診があった件もあります。小型のガス化発電を竹田市でやりたいという企業から打診があって、かなり用地も含めまして、話が進んでいたところもあります。正式な企業立地の申請をいただくところまで行っておりませんでしたが、ただ、そこにつきましては諸般の事情があって、そこはペレットで発電するタイプのガス化発電でございましたけれども、売り先の方の問題がありまして、そこは辞退をされるという届け出をいただいて、先ほど言いましたように、それは正式にまだ、企業立地の申請をいただいておりませんでしたので、もうそのまま終わっておりますが、それが1件、具体的に動いたのはありました。それ以外は、電話等で問い合わせ等をいただいているのはいくつかありますけれども、実際、それ以上に進んだ案件につきましては、今回の案件と、今申し上げた案件と、2点だけということでございます。 ○議長(佐田啓二君) 1番、首藤健二郎議員 ◆1番(首藤健二郎君) 私も知り得る限り、福岡の会社でありますとか、日田市の会社でありますとかが問い合わせをしたようでございますが、両方の会社は、現在も発電工場を持っておりますし、バイオマスの発電もやっている会社でございます。今回、進出を希望している会社は、ホームページを見る限りでございますけれども、バイオマスの発電事業という、電力事業というのはやられたことがないようでもありますし、まず許認可申請を取るのに、オペレーターといいますか、資格を持った方がいらっしゃらないと申請はできないかと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(佐田啓二君) 企画情報課長企画情報課長工藤隆浩君) これも細かい部分は、それぞれの企業のビジネスモデルで動かれると思いますが、今、ご指摘がありましたように、再生可能エネルギーにつきましては、太陽光発電等で久住等で実績がございますけれども、バイオマス発電については、初めての挑戦ということでございます。ただ、企業としましては、太陽光をはじめ、CO2の削減を含めて、やはり環境問題に対して取り組んでいきたいということで、バイオマス発電にチャレンジしていきたいということでございます。その点につきましては、先ほどお話がありましたが、多方面の専門家の皆さんと協議をしながら、構想を今、進めているというふうに伺っておりますので、どこそこという詳細はわかりませんけれども、そういう状況であろうかというふうに考えております。以上です。 ○議長(佐田啓二君) 1番、首藤健二郎議員 ◆1番(首藤健二郎君) 一般的に考えて、竹田市がこれから、木質バイオマスを未来につなげる事業として取り組んでやるというときに、やはり経験値のある、あるいは現在やっていらっしゃる会社の方が、安心して任せられるのではないかというふうに、私は個人的に考えておりますし、これから取り組まれる会社が、果たして、まず電力に変えられるだけのチップを集められるのかどうかという視点で、根拠と言いますか、これだけ集められるのでこれぐらいの発電はできるというような計画を、少なくとも出していただきたいという、これは私からの要望として申し上げておきます。 ○議長(佐田啓二君) 他にありませんか。9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) 文言の確認をしたいと思います。8ページになります。附則の2のところで、最初飛ばしますが、第3条第6号中、竹田市企業の育成及び誘致促進に関する条例(平成17年竹田市条例第199号)と出ております。下の3の一番最後の方なんですけども、第5条第1項中、竹田市企業の育成及び誘致促進に関する条例(平成27年竹田市条例第35号)と出ております。全員協議会での説明等、これまでの説明で、平成17年の条例と平成27年の条例も失効しているというふうに説明を受けておりますが、ここの条文の中で、平成17年の第199号と平成27年の第35号、なぜ失効した条例が出てくるのか、説明を求めます。 ○議長(佐田啓二君) 総務課長総務課長後藤和重君) 条例の中身ではありませんので、私の方からお答えいたしたいと思います。竹田市企業の育成及び誘致促進に関する条例(平成17竹田市条例第199号)は、平成27年までの時限の立法でありました。したがいまして、4月1日からは一度、この条例が切れた状態になりまして、改めて平成27年の竹田市条例第35号として、同じ題名で改めて制定したところであります。その際に、竹田市財産の交換・譲与・無償貸付に関する条例が、新たに制定された条例と関係する条項がありましたので、その方の関係条例の改正漏れということになります。以上であります。 ○議長(佐田啓二君) 9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) これまでの改正漏れをこの場でするということは、よく執行部が言われる、瑕疵の治癒でよろしいんですかね。これは瑕疵の治癒ということがわかりました。もう1点、お伺いします。附則の2、今申しました竹田市企業の育成及び誘致促進に関する条例(平成17年竹田市条例第199号)を、竹田市企業立地促進条例(令和2年竹田市条例第 号)に改めるとありますが、ここの令和2年竹田市条例第何号というのは、98が入らないといけないんじゃないでしょうか。 ○議長(佐田啓二君) 総務課長総務課長後藤和重君) 竹田市企業立地促進条例の条例番号が記載されていないということでありますが、本議会に今、提出しておりまして、これが可決され、議会の方から「可決しましたよ」という通知があった後に、竹田市長がこの条例を公布することになります。その交付する際に、条例番号を付して交付するわけで、この98号というのは、あくまでも今回の議案番号ですので、条例番号とは違います。以上であります。 ○議長(佐田啓二君) 他にありませんか。井議員もう3回ですね。渡辺議員先ほど、もう4回したですね。他に、いいですか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第99号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第100号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第101号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第102号について質疑はありませんか。15番、本田忠議員 ◆15番(本田忠君) 議案第102号でございます。議会が始まる前の時に、議案説明の中に議案第102号の、竹田市営駐車場の説明を受けまして、あの時は駅前の駐車場に、次に下木の駐車場を加えるという説明がありまして、その時に下木の駐車場は、2か所はもう前からの契約であって、あと29台ですか、1か月につき3,000円で貸すというお話をお聞きしました。単純な話ですけど、私が聞きたいのは、今の駅前の駐車場、そこは、やはりこのように月いくらで貸しているということで、それに、やっぱり同じように3,000円を付け加えるのか。3回しか言われませんので、ちょっとそれにもう一つ。駅前の駐車場から、今度は下木がなりますと、駅前の駐車場の半数近い車は二十何台分、今から募集ですけど、こちらの駐車場に移して、駅前の駐車場は一部、駐車場が空くという考えがあるのでしょうか。お聞きします。
    ○議長(佐田啓二君) 商工観光課長商工観光課長渡辺一宏君) 議案第102号の竹田市駐車場条例の一部改正についてのご質問でございますけども、まず加える普通自動車・軽自動車の一月当たりの駐車料につきましては、竹田駅前の月極駐車場と同額としております。それから下木の駐車場ができることによって、竹田駅前からの月極駐車場の位置を移すかということについては、それは考えておりません。その下木駐車場の借りられる方の公募は行おうと思っております。以上でございます。 ○議長(佐田啓二君) 15番、本田忠議員 ◆15番(本田忠君) 今、商工観光課長が言いましたけど、駅、そして下木というのは、駅は駅でそのままで、下木をということでございます。この前も言いましたけど、平成28年10月19日の全員協議会の中で、市長がはっきり言われたと思います。どこの駐車場とか言いませんでしたけど、あの時のことを私は思い出しながら、また議事録を見ました。その中で、市長の話では、あそこは私どもは90%以上、こども診療所が下木にできるということで話をして、やはり議会の中でもいろいろ話し合って、市長はアンケートを取ってやっていったけど、もう譲らなくて、あそこだということを言っていました。しかし、急遽、市長の話では、私の記憶もちょっと不安なところもありますが、あの時に、皆さんへの説明では、市長が大分河川事務所、それから国土交通省九州地方整備局に、中九州高規格道路を要請している時に、また今回の補正予算で中九州高規格道路が9億円の大きな補正予算をいただく、トータルで60億1,000万円もらいましたということでお礼に行った時に、九州地方整備局の方から、「竹田から阿蘇に抜ける計画段階評価の結論がすぐ出るわけだが、竹田がどういうふうに、来るお客さんを受け入れるか。一番困るのは駐車場だろう」というお話があって、「駅の駐車場ということも考えていましたけど、もし大型バスや自家用車を受け入れるところがあれば、まちの出発点、駅の周辺の核になると考えております」といったことでございますので、そういうことになりますと、市長が、平成28年10月の全員協議会の中で言った話では、やはり中九州高規格道路が鏡で降りて、竹田に入ってくるのに、「竹田のまちには車の駐車場がないですね」とか、「大型バスの駐車場がないです」という話を聞いたから、という、そのような市長の、議員に対してのお話だったと思います。そうしますと、あの中であれだけ言っていたことが、私だけの考えかわかりませんけど、こども診療所が急遽、向こうになって、あそこを駐車場にするのではないかということを思っていたんですよ。そうしたら、今聞きますと、駅の駐車場も下木の駐車場も、月極の駐車場にしますと、この意味がわからないんですね。駐車するところがないということで話をしていたのに。私はこの前の時は、財政課長だったんですかね、下木は駐車に困るから、大型バスが回ったりするのが困るからということで、急遽、財政課長としては横とのお話をしてなかったと思いますけど、駅の駐車場ならば、あそこの中でUターンとかができるから、ああいうところを利用してもらうようにしますという報告を受けたと思います。ですから、私はこの駐車場の中でもいいんですけど、私が今聞いたのは、駅の駐車場の半分を下木の方に持っていって、やはり、観光客とか、いろいろ来た人のためにそこを確保して、こっちにすると思っていたんですけど。そして駅の駐車場は商店街か何かにお願いしているんですかね、駐車場の運営は。今、話がありましたけど、それはもう、そういう話を煮詰めて、これに出してきているということでしょうか。お聞きします。 ○議長(佐田啓二君) 商工観光課長商工観光課長渡辺一宏君) 下木駐車場につきましては、市の直営で、商工観光課が担当課として、月極駐車場による運営をしていくということで提案させていただいております。 ○議長(佐田啓二君) 15番、本田忠議員 ◆15番(本田忠君) 3回目です。もう1回、確認します。市長、あの時、平成28年10月に全員協議会でそういう話をされたということで、議事録に残っていたわけですけど、中九州高規格道路が出来て、鏡で停まるからということで話をして、その中で駐車場確保ということで、議員の皆さんに話をしたと思いますが、今の話では、全然確保していない。下木の庁舎を壊す時に、そういう人も停められるような駐車場を造るのかなという考えであったんですけど、中九州高規格道路も荻まで決まって、今から工事して、やはり20年かかるという話ですよね、荻までは。大体そうだから、そうなると、竹田市に中九州高規格道路で来て、観光客を呼び込んだときに、やはり車社会の中で駐車場がない。そこまで言っていたのに、そういう話は忘れてしまって、もう、お金を取る、商売の方に行く。言い方は悪いけど、そのように聞こえるんですよ。もう議員も来年の4月で入れ替わります。どうなるかわかりません、私どもも。ですけど、私自身の任期中、平成28年に聞いた話は、やはり、もうちょっと、市長が自信を持って言ってくれたんだから、それはまたそれで報告を受けたかったわけなんです。それをただポッとこのように出してきて、そしてその話は、今度、市役所の中の課で横のつながりをしていない。いつもそう私は考えていることでございますけど、どうでしょうか、市長、悪いですけど、その話はしましたから、後は、ここはあって、市長がまた駐車場をどこか予定を考えているか、お聞きします。 ○議長(佐田啓二君) 商工観光課長商工観光課長渡辺一宏君) 平成28年の全員協議会の説明時に、私は出席をしておりませんので、詳しい内容については、大変申し訳ありません、詳細までは知り得ておりません。ただ、本田議員ご指摘のとおりで、平成26年度から平成30年度で、1年繰越しがありましたけども、都市再生整備計画の中で、駐車場整備を一つの全体の事業パッケージの城下町再生事業の中の一つの事業として、駐車場整備事業を挙げてございました。その時に、まさに今、ご指摘のとおりで、竹田インターチェンジから一番近い駐車場、竹田駅前駐車場を有効に活用しようという話は、庁内でも当然ですけども検討をしてまいったわけであります。当初、平成26年からの都市再生整備計画の計画立案時も携わっておりましたけども、竹田温泉花水月から下木駐車場、あそこも都市再生整備計画の中で良い案があれば当たれるように、区域をそこまで作為的に広げて、対処できるようにしておりましたが、なかなか、実際にどういうふうにするかというのは煮詰まっておりません。ただ観光バスの駐車場について、今、竹田駅前を活用しておりますけども、現状の竹田駅前の駐車場は、大型バスが上ることがかなり難しい。横の側道をわざわざ開けて登らせるような対応をとらなければいけないとか、そういう部分もありましたので、そういった部分も含めて駐車場の整備として検討した折には、下木駐車場も含めて、その範ちゅうとして、竹田市城下町全体の駐車場整備計画の中で、そういう意図をもって整備をすればという話は、庁内の都市再生整備計画、横の庁内会議の中でも出た話でございます。大変申し訳ありませんが、それ以降の経緯について、変化があった旨を説明するという段取りについて抜けていたとすれば、それについては大変申し訳ないというふうに考えております。以上であります。 ○議長(佐田啓二君) 市長、何かありますか。市長 ◎市長(首藤勝次君) 今、当時からの担当課長の方から話があったとおりでございます。あの当時は、あそこでひとつ駐車場確保なり、こども診療所があそこに建つというところから、しかし、皆さん方からも忠告がありましたように、バスにしても、一般車両にしても非常に回りにくいというか、入りにくいという声がずっと上がっていましたよね。そういうことも考え合わせて、都市計画の方でどういう手段がとれるのかという過程の中で、今の駅の駐車場で停まっている人たちがこちらに回ってくれば、上の方は車もバスも回転しやすいだろうというようなことで、上にそういう集中的に持っていくかというような方法がここで提示されたというか、検討されたということなんでしょう。私も何台ぐらいをどうしてという話までは聞いておりませんけれども、イメージとして、そうした方がより安全になるんではないかなというような話も出てきたのであろうというふうに思っています。今、課長が言ったように、その途中で皆さん方に、「こういうふうになりましたよ」というような話があれば、より良かったのかもしれません。そういう意味では、そういう手順が滞っていたということに関しては、お詫びを申し上げたいなというふうに思いますけれども、結果的には、非常に良い環境が整ったんじゃないかなというふうに思いますので、あの辺りの意見の収集というか、皆さん方の意見を聞くのは、本田議員非常に卓越した作業をやりますから、それらが進むうちで不都合があれば、また、ご指摘をいただければ良いなというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(佐田啓二君) 15番、本田忠議員 ◆15番(本田忠君) 商工観光課長が先ほど言いましたけど、駅の駐車場は大型バスが停まるのにだめだということで、庁内で話をしているという話を、今、はっきり言いました。そして、今、市長もそういう話をしたんですけど、それでは、この前、議案説明の時に、あの時は総務課長財政課長がいて、議会に説明する中で、下木は狭い、回るのにあれだから、財政課長が言ってくれたのは、駅前で必要ということで、急遽、言ったんですけど、財政課長はそのように言ったけど、商工観光課長は「だめだ」と、「そこは難しい、バスが上がるのは」と。それが、中で本当に話ができているかと。私がいつも言うのはそこなんですよ。今言うように、横の話ができていれば、今、私どもに議案説明するときに、ああいう説明を求めたときに、あそこが狭いのは私も認めますから、「どうか」と言ったら、「駅のところが多く回られるか」と言ったら、今の商工観光課長は、「協議した結果、あそこは上がるのに難しい。ですけど、今からちょっと考える」という言い方はしてくれましたね。ですけど、あの時、財政課長は、しっかり、「あそこはあれだから、駅の駐車場」とまで言ったんですけど、こういうことが、いつも言うように、本当に横の連絡ができているかと。やはり今言うように、私が聞いたのでも、もう3年前の話で言っていますけど、たった10日前ぐらいの話をころっと入れ替えられる。そういうことですから、やはり議会としては、市長、今さっき言いましたように、随時報告したり、中の話を聞かせてもらわないとですね。一番大事な話だと思いますので、もうこれ以上言いませんけど、よろしくお願いいたします。 ○議長(佐田啓二君) 他に。14番、吉竹悟議員 ◆14番(吉竹悟君) 質疑をさせていただきます。先ほど、商工観光課長の答弁の中で、15番議員への答弁ですね、その中で下木の新たな駐車場を整備して、29台が一般の月掛け3,000円ということで、そこで募集をかけると。一つわからないのが、駅の駐車場はそのまま、今あるやつですね。従前の駅を背中に右側ですね。そこはそのままで、こちらも有料の駐車場にするという形をおっしゃいましたので、一つは、29台がふさがらないとき、募集をかけて満杯にならないときに、今、駅の方で契約している人をそちらに動かすつもりであるのか。それはどういうことかというと、結局、一般のお客さんにあそこに駐車するというのを、どのくらい、今、中九州高規格道路ができて、竹田にどのくらい呼び込むか。確かに大型バスが今の状況、コロナ禍の中でどのくらい動くかというのは不確定です。でも、大型バスがいつ来てもいいようにということが一つ、考えないといけない。今の歴史文化館ですね、由学館には大型バスは停められません。そうすると竹田の中で誘客する部分が非常に弱くなるので、新しい道路を使いながら、じゃあ、その人たちは一般の乗用車にしても、置くスペースが実際あるのかということが議論にないといけないんですね。だから29台確保している。警察署2台ですから、31台ですね。その29台の募集をかけて、残った部分は移動してもらって、今ある従前の駅前の駐車場を誘客に利用させる、供させるということを考えて、なおかつ大型バスの可能性もあるように、それを考えてやるのかというのは、今のやり取りで見えないんですね。そこについて答弁ください。 ○議長(佐田啓二君) 商工観光課長商工観光課長渡辺一宏君) ご質問にお答えします。城下町の近年の観光に使う目的地までの交通用具というのは、基本的には乗用車がかなり増えております。かといって大型バスは多くの観光客を運んでくれる大きなツールになるわけですから、観光バスを城下町から排除するということは考えておりません。ただ、入口に近い駐車場に停めていただいて、街なかを歩いていただく。これが一番良い姿かなというふうに考えております。10月24日オープン予定の由学館についても、基本的には大型バス2台停められるようにしております。いろんな議論があったんですけども、あそこは有料駐車場とせずに、由学館に来ていただくお客様の専用駐車場として使うということで、由学館は有料駐車場とせずに、由学館専用駐車場ということで、観光バス2台分の確保もしているところでございます。それは国道502号、熊本方面、57号線から来る車を迎え入れるための駐車場、それから北口につきましては、竹田インターチェンジから一番近い駐車場、竹田駅前の駐車場をそういった駐車場として位置づけるということ、基本的な考え方は、ずっと都市再生整備計画の、まちづくり基本計画の中で変わるものではございません。下木駐車場29台分、当初、議論の過程もご報告しなかったのは、こちらの手抜かりだというふうに思いますけども、竹田駅前駐車場を、一般の駐車場を広くするがために、今、定期、月極で借りている方を下木駐車場に移動してくださいということには、なかなかなりづらいなという部分も考えました。その結果、とにかく下木駐車場で、まず公募をかけてみる。そうすると竹田駅前駐車場に月極で借りられている方で、下木駐車場に近い方もいらっしゃいますので、そこは借りているご本人の方の判断になりますけども、恐らく移動があるんではないかなということも考えております。空いたスペースにつきましては、そこの部分に竹田駅前駐車場の一般観光スペース、一日、時間駐車の駐車場がそれで増える可能性があります。そういった考え方と、通常、入口にしているところは、先ほども言いましたけども、大型バスの乗り入れは極めて厳しいということになっていますので、これについては竹田駅前広場を含めて、全体の、再度、駅前駐車場としての整備の仕方については、さらに継続して検討していかなければならないものというふうに考えております。以上であります。 ○議長(佐田啓二君) 他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第103号について質疑はありませんか。9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) 議案第103号です。竹田市定住促進住宅条例の一部改正についてで、定住促進住宅とは君ヶ園にある旧九電寮の「君ヶ園ハイツ」ということで、今回の改正では、単身者用住宅について法人契約を可能とするというふうに説明を受けております。単身者用が何室あって、何戸入居しているのか、そして、その他一般用が何室あって、何戸入居しているのか、現状を教えてください。 ○議長(佐田啓二君) 建設課長建設課長(今澤盛治君) 井議員のご質疑にお答えいたします。ご質疑の君ヶ園ハイツでございますが、単身者用が18戸ございます。そして、世帯用が2戸でございます。現在の入居状況でございますけれども、逐次募集をかけてはおりますが、現在、数字はちょっとはっきりしませんが、空きが、男性用と女性用で分かれておりまして、女性用については、この前までは3戸ほど空き室でありましたが、それは全部埋まったということで、男性用の個室の部分が若干あるというふうに聞いております。戸数は、ちょっと今、把握しておりませんので申し訳ありませんが、後でお答えしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐田啓二君) 9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) 今回の条例改正で、社宅として法人契約ができるということは読んだとおりなんですが、法人契約の見込みと言いますか、もう引き合いがあったりとか、確実に決まっているとか、そういう話があったら教えてください。 ○議長(佐田啓二君) 建設課長建設課長(今澤盛治君) お答えいたします。現在、引き合いはあっているかということでございますが、そういった申し込みは、現在のところ来ておりませんが、過去に久住のワイナリーとか、竹田医師会病院とか、そういったところから、例えばワイナリーであれば、「優秀な調理人を入れたいんだが」というような問い合わせがあったというふうに聞いておりますし、また竹田医師会からは、派遣型の市外からの看護師、そういった方が住む家を探しているというようなことで、それも法人契約でできるところはないかというような問い合わせがあったというふうには聞いております。現在のところは、そういった問い合わせはないという状況でございます。 ○議長(佐田啓二君) 9番、井英昭議員 ◆9番(井英昭君) 現状のところで正確な数字ですね、それを委員会に提出していただきたいと思います。 ○議長(佐田啓二君) 他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第104号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第105号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第106号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第107号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第108号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第109号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第110号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、議案第111号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 次に、認定第1号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) 以上で質疑を終結いたします。日程第2、請願の上程を行います。請願第2号を議題といたします。日程第3、特別委員会の設置を行います。議案第93号を審査するため、委員会条例第6条の規定により、16人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) ご異議ないものと認めます。16人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決定いたしました。ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議員全員を指名いたします。なお、この委員会の委員長に、3番、上島弘二議員が、副委員長に、14番、吉竹悟議員があたります。日程第4、議案・請願の委員会付託を行います。議案第94号から第111号まで、及び認定第1号の合計19案件は、お手元に配布してあります議案付託表のとおり、各常任委員会にそれぞれ付託いたします。お諮りいたします。議案第93号については、予算特別委員会に付託いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐田啓二君) ご異議ないものと認めます。議案第93号は、予算特別委員会に付託することに決定いたしました。次に、請願第2号については、同じくお手元に配布してあります請願陳情審査文書表のとおり、総務常任委員会に付託いたします。以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。本日は、これをもって散会いたします。     散会 午後2時16分...